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Hailuo AI(ハイルオAI)はどこの国?無料の範囲・料金・使い方と、広告に使う前の規約の注意点【2026年】

Yuta Watanabe(Founder)読了 約19分
画像・動画・音声の参照素材のカードから矢印が中央の光の渦に入り、右に音の波形付きの動画ができる、Hailuo AIで参照素材から音声付きの動画を作る様子の図
目次

Hailuo AI(ハイルオAI)で動画を作ってみたいけれど、無料でどこまで使えるのか、料金はいくらかかるのかが分からない。どこの国のサービスなのか、危険ではないのか、作った動画を広告に使ってよいのかも気になる。Hailuo AIを調べる人には、こうした迷いがよくあります。

この記事では、Hailuo AIの公式サイト、料金の画面、利用規約と、開発元のMiniMaxの発表・開発者向けのドキュメントをもとに、最新のMiniMax H3の特徴と得意な動画、作る流れを整理します。そのうえで、運営会社と規約の注意点、無料で使える範囲と料金を、60秒の広告1本あたりの金額に直して解説します。最後に、広告づくりが目的の場合に、Hailuo AIとZideaで何が違うのかを紹介します。

Hailuo AIとは:MiniMaxの動画生成AIを使えるサービス

Hailuo AIは、AIの会社MiniMaxが開発した動画生成のモデルを使って、動画や画像を作るサービスです。2026年10月時点の最新の動画モデルは、2026年7月31日に発表された「MiniMax H3」です(出典:MiniMax「MiniMax H3」)。

どこの国のサービスか

  • Hailuo AIの利用規約上の運営会社は、シンガポールの会社「Nanonoble Pte. Ltd.」で、規約にはシンガポールの法律が適用されます(出典:Hailuo AI 利用規約)
  • 開発元のMiniMax(稀宇科技)は、ロイターの報道では中国のAIスタートアップで、2025年12月に香港証券取引所の上場審査に通ったと伝えられています(出典:ロイター)

MiniMax H3ならではの特徴

MiniMaxの発表と開発者向けのドキュメントを読むと、H3には次の特徴があります。

特徴公式の内容
文章・画像・動画・音声をまとめて参照する「参照した映画のカメラの動きで、画像の人物が音声に合わせて歌う」ような、複数の素材を組み合わせた指示に対応する
参照素材が多い参照画像は最大9枚、参照動画は最大3本(合計15秒まで)、参照音声は最大3本
1回で作れる長さ4〜15秒(1秒単位)
画質と音声2Kが標準で768pも選べる。ステレオの音声を一緒に作る
作ったものを直す画像・動画・音声を参照しながら作り直す編集に対応する
モデルの公開モデルの重みをオープンソースとして公開する(2026年8月3日発表)

(出典:MiniMax「MiniMax H3」、MiniMax API「Video Generation」、MiniMax「MiniMax H3 Is Now Open Source」)

MiniMaxの発表では、H3が得意な映像として、映画のオープニングタイトル、商品のウェブサイト、動くポスター、広告やECの映像を挙げています。

Hailuo AIでは、H3のほかに、速く安く作るH3 Max、以前のHailuo 2.3・2.0、Veo 3.1やSora 2などのモデルも選べます(出典:Hailuo AI の料金の画面。2026年10月時点)。

Hailuo AIが得意な動画と、向いている用途

公式の発表と機能から、Hailuo AIは次のような使い方を得意としています。

得意なこと広告やSNSでの使い方
1回で最大15秒の、音声付きの動画を作る商品のイメージカットや、短い説明の場面を、音と一緒に作る
参照動画のカメラの動きを借りる手本の映像の寄り方や回り込み方で、自社の商品の映像を作る
人物の画像と音声を合わせる人物の画像に、用意した声で話させる
広告やECの映像商品が映える演出の映像や、動くポスターを作る

サイトには、広告づくりの入口(Ads)や、ペット、ASMR、映画風などのテンプレートも用意されています。

Hailuo AIで動画を作る流れ

公式サイトの作成画面では、次の流れで動画を作ります。

  1. 作成画面を開く:Hailuo AIにログインし、「Create Video」を開きます
  2. モデルを選ぶ:MiniMax H3などのモデルを選びます
  3. 参照素材を入れる:「Refs」から、画像・動画・音声の参照素材を入れます(画面の表示では最大12個)
  4. 指示を書く:作りたい場面を文章で書きます
  5. 設定を決めて作る:画質(2Kなど)、長さ、縦横比を選んで「Create」を押します

(出典:Hailuo AI 公式サイト)

指示の書き方のコツ

開発者向けのドキュメントでは、指示は最大7,000文字まで書けるとしています。参照素材を入れるときは、どの素材から何を借りるか(カメラの動き、人物の見た目、声など)を文章で書き分けると、思いどおりの映像に近づきます。

Hailuo AIは無料で使える?料金と、月に作れる長さ

Hailuo AI 公式サイトの料金の画面。Pro、Master、Maxのプランと、毎月のクレジット、MiniMax H3の1秒あたりの料金と作れる秒数の目安が並ぶ(年払いの表示、2026年10月時点)
Hailuo AI 公式サイトの料金の画面。Pro、Master、Maxのプランと、毎月のクレジット、MiniMax H3の1秒あたりの料金と作れる秒数の目安が並ぶ(年払いの表示、2026年10月時点)

無料で使える範囲

  • 無料のプランでは、最初に1回だけお試しのクレジットがもらえ、使えるのは以前のHailuoのモデルだけです(料金の画面の表示)
  • 有料のサービス規約では、新規登録の無料クレジットは、付与から3日で失効するとしています
  • 無料のプランでダウンロードした動画には、透かしが入ります

(出典:Hailuo AI の料金の画面、Hailuo AI 有料サービス規約)

有料プランの料金

料金の画面の表示は次のとおりです(2026年10月時点)。料金はドル建てで、1ドル=158円(2026年10月19日時点の目安)で円に直しています。

プラン月払い年払い(月あたり)毎月のクレジットMiniMax H3(2K)で作れる長さの目安
Standard14.99ドル(約2,400円)8.40ドル(約1,300円)1,000約84秒
Pro54.99ドル(約8,700円)30.40ドル(約4,800円)4,500約375秒
Master119.99ドル(約1万9,000円)71.20ドル(約1万1,200円)10,500約875秒
Max―184.00ドル(約2万9,100円)27,000約2,250秒

(出典:Hailuo AI の料金の画面。有料のプランでは、透かしのないダウンロードと、生成の優先がつく)

毎月のクレジットは1か月で失効し、翌月に繰り越されません。クレジットを追加で買う場合は、1ドルで70クレジットです。また、生成に失敗した場合や審査を通らなかった場合は、使ったクレジットが自動で戻ります(出典:Hailuo AI 有料サービス規約)。

Hailuo AIの一番の弱み:作ったものに広い利用権を与える規約

Hailuo AIを広告に使うときに、料金より先に確かめたいのが、作ったものや入れた素材について、運営会社に広い利用権を与える規約です。

利用規約の利用権

動画生成AIのサービスに入れた素材や作った動画の利用権の図。左の、商品の箱・動画・写真が入ったフォルダから、右の運営会社の建物へ太い矢印が伸び、建物の上に、期限がないことを表す無限大の記号、世界中を表す地球、取り消せないことを表す錠のアイコンが並ぶ。フォルダの下には、利用者自身も使えることを表す手のアイコンがある
動画生成AIのサービスに入れた素材や作った動画の利用権の図。左の、商品の箱・動画・写真が入ったフォルダから、右の運営会社の建物へ太い矢印が伸び、建物の上に、期限がないことを表す無限大の記号、世界中を表す地球、取り消せないことを表す錠のアイコンが並ぶ。フォルダの下には、利用者自身も使えることを表す手のアイコンがある

Hailuo AIの利用規約では、運営会社は利用者の投稿や作ったコンテンツの所有権を主張しない一方で、利用者は運営会社とその関連会社などに対して、それらを使い、複製し、作り変え、公開し、収益を得ることなどができる、無償で、永続的で、取り消しのできない、全世界での利用権を与えるとしています。この利用権は、契約が終わったあとも続きます(出典:Hailuo AI 利用規約)。

有料のサービス規約でも、利用者はサービスの運営、改善、宣伝のために、作ったコンテンツを使う利用権を与えるとしています(出典:Hailuo AI 有料サービス規約)。

発売前の商品の写真や、社外に出したくない素材、顧客の顔が写った素材を入れる前に、この条件で問題がないかを社内で確かめます。

商用利用は、有料プランで作ったものに限って明記されている

有料のサービス規約では、有料のプランで作ってダウンロードしたコンテンツについて、商用利用を含む権利は利用者にあるとしています(出典:同)。無料のプランで作ったものには透かしも入るため、広告に使うなら有料のプランで作ります。

ほかにも押さえておきたい点

  • 1回で作れるのは15秒まで:60秒の広告にするには、4本ほど作ってつなぐ必要があります
  • プランの内容が変わることがある:料金の画面のよくある質問には、以前の「Unlimited」プランの会員向けに、クレジットが「∞」から0になった理由の項目があります。プランの条件は、契約の前に最新の表示で確かめます

60秒の広告1本に直すと

料金の画面に表示された1秒あたりの料金をもとに、60秒の広告1本の金額を計算すると次のようになります(1ドル=158円、2026年10月19日時点の目安)。

作り方1秒あたり60秒の広告1本(1回で決まった場合)3回作って1回使う場合毎月のクレジットで作れる本数
Standard・MiniMax H3(2K)0.101ドル約960円約2,900円1本(3回作るなら0本)
Standard・MiniMax H3(768p)0.059ドル約560円約1,700円2本(3回作るなら0本)
Pro・MiniMax H3(2K)0.081ドル約770円約2,300円6本(3回作るなら2本)
参考:開発者向けAPI・MiniMax H3(2K)0.13ドル約1,200円約3,700円―

(出典:Hailuo AI の料金の画面、MiniMax API「Pricing」)

1秒あたりの料金は、開発者向けの料金で比べると、Veo 3.1(Standard、1秒0.40ドル)やSeedance 2.5(1080p、1秒0.569ドル)より低めです(Veo3の記事、Seedanceの記事を参照)。一方で、Standardの毎月のクレジットでは、2Kの60秒の広告は作り直しなしで1本分です。

広告に使う前に確かめたいこと:AIの表示と、使い方の責任

1. AIで作ったことの表示

利用規約では、法律で求められる場合や、本物と誤解されるおそれがある場合は、AIで作った、または加工したことをはっきり示すよう求めています(出典:Hailuo AI 利用規約)。広告の媒体ごとの、AI生成の表示のルールも確かめます。

2. 使い方の責任は利用者にある

利用規約では、作ったコンテンツを仕事や商用に使う場合、その適法性の判断、知的財産・肖像・声・個人情報などの権利の許諾、法令や配信先の規約の順守は、すべて利用者の責任としています(出典:同)。実在の人物や他社の商品・キャラクターに似せた映像は、生成AIで作っても肖像権や商標の問題になりえます。

生成AIで作った動画を広告に使う条件は、動画生成AIの商用利用の記事で詳しく解説しています。

Hailuo AIが向いている人、向いていない場面

ここまでの特徴から、Hailuo AIが向いている人は次のとおりです。

  • 参照素材を組み合わせて、1カットを作り込みたい作り手:手本の動画のカメラの動きや、人物の画像、声を組み合わせて映像を作りたい人
  • 1秒あたりの費用を抑えて、高画質の短い動画を作りたい人:2Kの音声付きの動画を、比較的安い単価で作りたい人
  • 画像の生成もまとめて使いたい人:上位のプランで、画像のモデルも多く使いたい人

反対に、広告づくりでは次の場面で手間がかかります。

場面なぜ手間がかかるか
発売前の商品や、社外に出したくない素材を使う規約で、作ったものや入れた素材に、運営会社への永続的で取り消せない利用権を与える
15〜60秒の広告にする1回15秒まで。何本か作ってつなぎ、人物や商品の見た目をそろえる
何を伝えるか(訴求と台本)が決まっていないHailuo AIは、指示された場面を映像にする道具。商品のどの良さを、誰に、どの順で伝えるかは、先に自分で決める
訴求を変えたパターンを何本も比べるパターンごとに指示を書き直し、クレジットを使って作り直す

動画広告を作るなら、動画広告に特化したAIツールZideaもおすすめ

Zideaは、LPのURLを入れるだけで、AIが訴求軸の分析から台本・絵コンテ・動画広告の制作までを行う、動画広告に特化したAIツールです。AIアバター、映像生成、編集、効果音やモーションなどの演出まで1つのツールで扱えます。

Hailuo AIとZideaは、出発点と目的が違います。

Hailuo AIZidea
何のためのサービスか参照素材から映像と音声を作る汎用の動画生成動画広告を作るためのサービス
何から作るか自分で用意した参照素材と指示商品のLPのURL、または参考にしたい広告の動画のリンク
何を考えてくれるか指示された場面を、映像と音声にする訴求の分析、台本、絵コンテから考える
できあがるもの1回最大15秒の動画ナレーション・テロップ・効果音まで入った広告1本
費用の目安Standard月払い14.99ドル(約2,400円)で、2Kの60秒の広告は月1本分。Proなら60秒1本あたり約770円。作り直すたびにかかるStandardプラン月額29,800円で約17本。広告1本あたり約1,750円
日本向けの作り世界の利用者向けのサービス日本の、ストーリーで訴求する動画広告づくりが前提
パターン作りパターンごとに指示を書き直して作り直す冒頭や訴求を変えたパターンもまとめて作れる

参照素材を組み合わせて、短い映像を作り込むなら、Hailuo AIは単価を抑えやすいサービスです。一方で、広告やSNSの動画を、訴求から考えて何本も作って比べることが目的なら、動画広告に特化したZideaを使うと、道具を組み合わせる手間がかかりません。台本・映像・テロップ・演出は、自分で細かく直せます。

料金は、Lightプランが月額9,800円(約5本分)、Standardプランが月額29,800円(約17本分)、Proプランが月額59,800円(約35本分)です。

Zideaを運営する株式会社zokujinの自社運用での実証では、1本の制作時間が8時間から30分に、検証できる本数が1本から20本に増えました(お客様の成果ではなく、自社の運用結果です)。

試すには無料アカウントの作成が必要です。新規登録すると絵コンテを1本無料で作れます。動画は7日間の無料トライアルで、カード登録が必要です。

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AI が広告動画を自動生成。

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まとめ:Hailuo AIを使う前のチェックリスト

  • 運営会社(シンガポールのNanonoble)と、開発元のMiniMaxを確かめたか
  • 入れる素材や作った動画に、運営会社へ広い利用権を与えてもよいかを社内で確かめたか
  • 広告に使うなら、商用利用が明記された有料のプランで作るか
  • 60秒の広告なら、15秒のクリップが何本いるかと、毎月のクレジットで足りるかを計算したか
  • 新規登録の無料クレジットは3日で失効することを踏まえて、試す段取りを決めたか
  • AIで作ったことの表示が必要かを、媒体ごとに確かめたか
  • 実在の人物や他社の商品に似せた映像になっていないかを確かめたか
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