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Hedra(ヘドラ)とは?料金・使い方・日本語対応と、話す動画を広告に使う前の注意点【2026年】

Yuta Watanabe(Founder)読了 約15分
丸い顔のマスコットの写真カードと音の波形から矢印が伸び、同じマスコットが話す動画の画面と、口の形が変わる小さなコマが並ぶ、Hedraで画像と音声から話す動画を作る様子の図
目次

Hedra(ヘドラ)で、写真の人物やキャラクターが話す動画を作ってみたいけれど、無料で使えるのか、料金はいくらなのかが分からない。日本語で話させられるのか、作った動画を広告に使ってよいのかも気になる。Hedraを調べる人には、こうした迷いがよくあります。

この記事では、Hedraの公式サイト、料金ページ、モデルのページ、利用規約をもとに、話す動画のモデル「Hedra Character 3」と、制作の画面「Creative Studio」の特徴、得意な動画を整理します。そのうえで、料金を60秒の広告1本あたりの金額に直し、広告に使う前の注意点を解説します。最後に、広告づくりが目的の場合に、HedraとZideaで何が違うのかを紹介します。

Hedraとは:1枚の画像と音声から、人物が話す動画を作るAI

Hedraは、アメリカのHedra, Inc.が運営する、映像のAIの研究所です。公式サイトでは、映像のAIのモデルと、それを動かす基盤(推論・学習・GPU)をまとめて提供する会社と紹介しています。一般の作り手向けには、制作の画面「Creative Studio」があります(出典:Hedra 公式サイト)。

Hedraでよく知られているのが、人物が話す動画のモデル「Hedra Character 3」です。

項目公式の内容
何をするか1枚の画像と音声から、口の動きを音声に合わせた、話す動画を作る
入れるもの始まりの画像と、音声(音声は必須)。文章で話し方の指示もできる
長さ最長10分
縦横比1:1、4:3、3:4、16:9、9:16、9:21、21:9
解像度540p、720p、1080p
言語多言語に対応
用途話すアバター、マーケティングの短い動画、物語

(出典:Hedra「Hedra Character 3」)

モデルのページのよくある質問では、まばたきや目の動き、首のわずかな傾きなど、音声に合わせた自然な細かい表情を作れることを特徴に挙げています。実写の人物だけでなく、イラストや動物のキャラクター、クレイアニメ風の人物を話させる作例も並んでいます。

Creative Studio:ほかの会社のモデルもまとめて使う制作の画面

Creative Studioは、頼んだ内容から、計画を立て、動画・画像・音声を作って直すAIのエージェントの画面です。Kling V3 Pro、Veo 3.1、Seedance 2.0、Hailuo 2.3などの動画のモデルや、ElevenLabsの音声なども、同じ画面で使えます。人物や商品、見た目の参照を「Elements」として保存し、何度作っても同じに見えるようにできます(出典:Hedra「Creative Studio」)。

Hedraが得意な動画と、向いている用途

公式の説明と作例から、Hedraは次のような使い方を得意としています。

得意なこと広告やSNSでの使い方
1枚の画像を、話す人物にする商品の紹介役の人物やキャラクターを、写真1枚から話させる
長く話す動画最長10分まで、説明や解説の動画を1本で作る
イラストや動物のキャラクターマスコットやキャラクターが話す、親しみやすい動画を作る
多言語同じ人物で、言語の違う音声を話させる

特に、話す人物を演者の撮影なしで用意し、説明する動画に向いています。

Hedraで話す動画を作る流れと、コツ

Hedra Character 3で話す動画を作る流れは、次のとおりです。

  1. 人物の画像を用意する:話させたい人物やキャラクターの画像を入れます
  2. 音声を用意する:話す内容の音声を入れます。Hedraの中で文章から音声を作ることもできます
  3. 縦横比と画質を選んで作る:配信する場所に合わせて、縦型の9:16などを選びます

モデルのページが挙げているコツ

  • 画像は、はっきりした顔の近い写真にする:光がよく当たり、表情がおだやかな、顔の近い写真がよいとしています
  • 音声の質が、そのまま口の動きの質になる:音声が顔の動きを動かすので、雑音や響きのない、はっきり発音した音声を使うようにすすめています
  • 大げさな身ぶりが出たら指示で抑える:手の動きが大げさになることがあるとして、指示で落ち着かせる方法を案内しています

(出典:Hedra「Hedra Character 3」)

Hedraの料金:Studioの月額プランと、APIの従量課金

Hedra 公式サイトの料金の部分。Studioの、Basic(月20ドル)、Pro(月50ドル)、Ultra(月100ドル)のプランと、毎月のクレジット、主な特典が並ぶ(2026年10月時点)
Hedra 公式サイトの料金の部分。Studioの、Basic(月20ドル)、Pro(月50ドル)、Ultra(月100ドル)のプランと、毎月のクレジット、主な特典が並ぶ(2026年10月時点)

Hedraの料金は、制作の画面を使うStudioの月額プランと、開発者向けのAPIの従量課金の2つです。料金はドル建てで、1ドル=158円(2026年10月19日時点の目安)で円に直しています。

Studioの月額プラン

プラン月額毎月のクレジット主な違い
Basic20ドル(約3,200円)2,000生成は遅め。商用利用できる
Pro50ドル(約7,900円)7,200生成が速い。商用利用できる
Ultra100ドル(約1万5,800円)18,000最も速い生成。商用利用できる

(出典:Hedra 料金。チーム向けは月75ドルから。企業向けは問い合わせ)

2026年10月時点の料金ページには、無料のプランは載っていません。

Hedra Character 3のAPIの料金

解像度1秒あたり60秒の話す動画1本(1回で決まった場合)3回作って1回使う場合
1080p6.25セント約590円約1,800円
720p5セント約470円約1,400円
540p2.5セント約240円約710円

(出典:Hedra「Hedra Character 3」、Hedra 料金)

APIは、前払いのドルの残高から使った分だけ引かれる仕組みで、サブスクリプションや最低額はありません。文章から音声を作る料金は、1,000文字あたり5セントからです。

Hedraの弱み:話す人物だけでは、広告1本にならない

Hedraの料金は、話す動画を作るだけなら1本あたり数百円と高くありません。一方で、広告に使うときは次の点に手間がかかります。

1. 話す人物の動画は、広告の一部でしかない

話す人物の動画は広告の一部でしかないことを表す図。中央に、マスコットが話す動画のパズルのピースがあり、その周りに、台本、商品の映像、テロップ、BGM、締めの案内のピースが並ぶ。右に、すべてのピースがはまった縦型の完成した動画がある
話す人物の動画は広告の一部でしかないことを表す図。中央に、マスコットが話す動画のパズルのピースがあり、その周りに、台本、商品の映像、テロップ、BGM、締めの案内のピースが並ぶ。右に、すべてのピースがはまった縦型の完成した動画がある

Hedra Character 3が作るのは、人物が話している動画です。広告にするには、商品の映像、使う場面のカット、テロップ、BGM、締めの案内などを足して、1本にまとめる必要があります。Creative Studioでほかのモデルも使えますが、どの場面をどの順で見せるかは、自分で組み立てます。

2. 話す内容(台本)と音声は、自分で用意する

Character 3は音声が必須で、音声の質がそのまま口の動きの質になります。広告で何を、どの順で伝えるかという台本と、はっきりした音声を、先に用意する必要があります。

3. 入れた素材に、広い利用権を与える規約

Hedraの利用規約(2026年9月4日更新)では、Hedraは入力と出力の所有権を主張しないとしたうえで、利用者は、Hedraに対して、利用者のコンテンツを使い、作り変え、配布し、公開し、それによって収益を得ることなどができる、譲渡と再許諾ができる、永続的で取り消しのできない全世界での利用権を与えるとしています。この利用権の目的は、利用者とほかの利用者にサービスを運営・提供することとしています(出典:Hedra 利用規約 3.3条)。

社員や顧客の顔写真、発売前の商品の写真を入れる前に、この条件で問題がないかを社内で確かめます。

広告に使う前に確かめたいこと:顔と声、利用のルール

1. 顔と声は、本人の同意を取る

話す動画は、人物の顔の画像と声を使います。Hedraは、顔や声などの生体データの扱いについて、別にポリシーを定めています(出典:Hedra 生体データのポリシー)。社員や演者の写真や声を使う場合は、本人の同意を取り、他人や有名人に似せた人物を作らないようにします。

2. 利用のルール

利用規約では、Hedraの利用規約とは別の、利用のポリシー(Acceptable Use Policy)に従うことを求めています。広告に使う前に、禁止されている内容に当たらないかを確かめます。

3. AIの人物であることの表示

AIで作った人物が、実在の人のように商品をすすめる広告は、媒体のルールや法律で、AIで作ったことの表示が必要になる場合があります。媒体ごとのルールを確かめます。

AIアバターを使った広告の作り方は、AIアバターの記事で、口の動きを合わせる技術は、リップシンクAIの記事で解説しています。

Hedraが向いている人、向いていない場面

ここまでの特徴から、Hedraが向いている人は次のとおりです。

  • 写真1枚から、話す人物の動画を作りたい人:演者を撮影せずに、説明役の人物を用意したい人
  • キャラクターやマスコットを話させたい人:イラストや動物のキャラクターに、親しみやすく話させたい人
  • 長い説明の動画を作りたい人:最長10分まで、1本の話す動画で解説したい人

反対に、広告づくりでは次の場面で手間がかかります。

場面なぜ手間がかかるか
話すだけでなく、商品の映像も入った広告にする話す人物の動画のほかに、商品のカットやテロップを足して、1本に組み立てる
何を伝えるか(訴求と台本)が決まっていないCharacter 3は、用意した音声どおりに話させる道具。台本は先に自分で書く
社員や顧客の顔の素材を使う規約で、配布や公開まで含む、永続的で取り消せない利用権を与える
訴求を変えたパターンを何本も比べるパターンごとに台本と音声を作り直し、動画を作り直す

動画広告を作るなら、動画広告に特化したAIツールZideaもおすすめ

Zideaは、LPのURLを入れるだけで、AIが訴求軸の分析から台本・絵コンテ・動画広告の制作までを行う、動画広告に特化したAIツールです。AIアバター、映像生成、編集、効果音やモーションなどの演出まで1つのツールで扱えます。

HedraとZideaは、出発点と目的が違います。

HedraZidea
何のためのサービスか画像と音声から、話す人物の動画を作る動画広告を作るためのサービス
何から作るか人物の画像と、用意した音声商品のLPのURL、または参考にしたい広告の動画のリンク
何を考えてくれるか音声に合わせて、人物を話させる訴求の分析、台本、絵コンテから考える
できあがるもの人物が話す動画AIアバターが話す場面に、商品の映像・テロップ・効果音まで入った広告1本
費用の目安Studio Basic月20ドル(約3,200円)。APIでは1080pの60秒の話す動画1本あたり約590円。商品のカットや編集は別にかかるStandardプラン月額29,800円で約17本。広告1本あたり約1,750円
日本向けの作り世界の利用者向けのサービス日本の、ストーリーで訴求する動画広告づくりが前提
パターン作りパターンごとに台本と音声を作り直す冒頭や訴求を変えたパターンもまとめて作れる

写真1枚から話す人物の動画を作るなら、Hedraは手軽です。一方で、話す人物を入れた広告やSNSの動画を、訴求から考えて何本も作って比べることが目的なら、動画広告に特化したZideaを使うと、道具を組み合わせる手間がかかりません。台本・映像・テロップ・演出は、自分で細かく直せます。

料金は、Lightプランが月額9,800円(約5本分)、Standardプランが月額29,800円(約17本分)、Proプランが月額59,800円(約35本分)です。

Zideaを運営する株式会社zokujinの自社運用での実証では、1本の制作時間が8時間から30分に、検証できる本数が1本から20本に増えました(お客様の成果ではなく、自社の運用結果です)。

試すには無料アカウントの作成が必要です。新規登録すると絵コンテを1本無料で作れます。動画は7日間の無料トライアルがあります。

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まとめ:Hedraを使う前のチェックリスト

  • 作りたいのが「話す人物の動画」か「商品の映像まで入った広告1本」かを決めたか
  • 話す内容の台本と、はっきりした音声を用意したか
  • 人物の画像は、光がよく当たった顔の近い写真にしたか
  • 社員や演者の顔と声を使うなら、本人の同意を取ったか
  • 入れる素材に、配布や公開まで含む利用権を与えてもよいかを社内で確かめたか
  • Studioの月額プランとAPIのどちらで使うか、60秒あたりの金額を見積もったか
次の広告を、今日つくる。

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